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- 2012/03/09 (Fri) 23:49
- Lubitel166

- 2012/01/20 (Fri) 21:03
- Retina Automatic III
その昔、オークションで落札したカメラで、あまり使う機会もなく、これまでほったらかしになっていました。

見た目はきれいですが、レンズにカビが生えていたり、修理をしようとして露出計を破壊してしまった、経緯があって、その後、同型のカメラが安くオークションに流れるのをまっていました。すると、ちょうど去年の末に出回ったので、ジャンク品を落札して、レンズやその他のパーツを入れ替えたりして、ニコイチで完成させました。
Kodak社は、今、まさに倒れる寸前の会社ですが、そんなメーカーのカメラゆえに、愛着もひとしおです。
Retinaは、これ以前に出されていたRetinaI・II・IIIシリーズが有名で、いわゆるスプリングカメラの代名詞的な存在です。現在でも、人気があって、Yahoo!オークションで見ると分かりますが、IIIcの「大窓」と呼ばれるタイプは、中古でも結構な値段がします。
ただ、まあ、いわゆるレンジファインダーということでいえばLeicaなんかの、他のものの方が性能的にも上ですので、どちらかというと性能よりも「個人的な趣味」という点が強いのかも知れません。
この Retina Automatic III は http://camerapedia.wikia.com/wiki/Kodak_Retina_Automatic_I_II_III にもあるように、1961年から1963年にかけてドイツ・コダック社から発売されたもので、シリアルナンバーからすると63年よりの個体のよう。
Retina IIIのいわゆる廉価版で、レンズもRetina IIIに比べると見劣りするそう。
まあ、個人的には気に入ってて、いかにも「カメラ」という感じが好きです。
なお、注意すべきは、シャッターボタンが軍艦部の上部にあるのではなくて、この写真ではレンズの左横にあるのが特徴です。
シャッターを切るには、けっこう下に押さないと切れない関係で、どうしても手ぶれしやすくなります。
ですので、おすすめはレリーズを付けておいて、レリーズでシャッターを切ると良いでしょう。ちょっとジャマになりますが。
年明け、天気も良かったので、散歩がてら撮影してきました。



- 2011/09/09 (Fri) 00:12
- ワイズ45S
わたしの持っているカメラの中で一番出番が少ないのがワイズ45Sです。
理由は簡単で、色々と手順と手間がかかるので、なかなか簡単に写真撮影といかないのです。
通常の35mmフィルムカメラであれば、あるいはブローニーフィルムカメラでもそうですが、基本的には、カメラにフィルムをセットしてしまえば、あとはシャッターを切るだけです。
MamiyaC330ProSは露出計を持っていないので、別途露出を計って、絞りとシャッタースピードを決定する手間が要りますが、まあ、それでも撮影に出かけるなら、カメラ本体と露出計だけで事足ります。
ところがワイズ45Sは、カメラ本体の他に露出計はもちろんのこと、三脚、フィルムやルーペ、それにファインダーをチェックするための黒い布、フィルムをセットしたフィルムフォルダーを持ち歩かなければなりません。
それこそ、カメラを持って撮影するというのは不可能なのです(手持ち撮影できるタイプも中にはありますが)。
フィルムのセットも1枚ずつ、フィルムフォルダーにセットしなければなりません。多くのフィルムフォルダーは片側に1枚ずつの計2枚のフィルムをセットできますので、10ショット撮影しようとすると5つのフィルムフォルダーを準備してかばんに入れ、しかも撮影後のものときちんと区別しておかないと、あとで、どれがどれだったか分からなくなってしまうのです。
そこで、目的地がハッキリしている場合は、目的地までショルダーバッグか何かにまとめて入れておいて、目的地に到着したらカメラをセットしてという感じで撮影しますが、いわゆる「街中を歩いていて、ちょっと立ち止まって撮影したい」という場合にはどうするかというと、ほぼテレビのカメラさんADさんよろしく、三脚にカメラをセットした状態で、その他はすぐに取り出せるようにポケットか、ショルダーバッグをタスキがけにして、そういう出で立ちでやるのです。
まさにフル装備で、これにストロボなんかあった日には(まあ、使うことはありませんが)、歩く撮影機材のような感じになります。
まあ、実際問題として、そこまでの装備を持って歩くことはしませんので、せいぜいショルダーバッグ一つと、三脚にカメラをセットした状態でうろうろするのです。
いま、わが家は透過スキャンする機材がないので、液晶モニターに現像からあがってきたフィルムを貼り付けて、デジカメで撮影したものを以下に紹介します。(ちょっと画面の反射で色ムラがあったりしますが)

レンズは先日、格安で落札したシュナイダー社のスーパーアンギュロン90mmです。
通常、35mmカメラで90mmレンズと言えば中望遠レンズになります。ところが、4×5カメラで90mmレンズというのは、35mmカメラで言うとだいたい24mm〜28mmの間の広角レンズということになります。また、縦横比はだいたい4:3(厳密には5:4?)と、35mmフィルムカメラの3:2に対して、若干左右が短い感じになります。
この撮影では、被写体が画面全体に対して小さいので、もっと望遠よりのレンズが適しているというところでしょうか。わたしは、90mmのほかにCongo150mmレンズを持っていますが、150mmレンズでも35mmカメラに換算すると50mm前後の画角ですので、300mmくらいのレンズの方が、こういったマクロ撮影に近いものの場合は良いということになるでしょう。

撮影時間は夕方で、出雲市内の古い旅館を撮影しました。この写真は、液晶モニターに写真を載せて、それをデジカメで撮影したかんけいで、ちょっと色ムラがありますが、オリジナルはそういったムラはありません。

MamiyaC330ProSでもそうですが、色の発色がやはり35mmフィルムにくらべると深いです。

この写真は、FC100というインスタントフィルムを使用したものです。
大体、4×5フィルムは現像に出して帰ってくるまで1週間かかるのですが、インスタントフィルムは1分くらいで結果が見れるので、それが強みです。ただし、こうやって比較してみると分かりますが、画像のシャープさと色の深さでは、やはり比較にならないくらいの差が出ますね。

- 2011/09/05 (Mon) 00:23
- MamiyaC330ProS
MamiyaC330ProS の色に惹かれて、性懲りも無くカメラを担いで撮影に出かけました。
教会の近くの田んぼです。風に稲穂が揺れている様子を写したくて、シャッタースピードを1/60秒で撮影してみました。1/30秒、1/15秒くらいでも良かったかも知れません。ちょっと中途半端ですかね。

道端に蝉の亡骸があり、蟻が集まっていました。55mmレンズですと、ちょっとこういうローアングルの接写はかえって難しいですね。パララックス差があって、蝉の体が半分道路の段差に隠れてしまいました。もうちょっと標準か望遠よりのものですと撮影しやすかったかと思います。なかなか、蟻がジッとして待っていてくれないので、ちょっと蟻が見えません。

出雲の平野に良く見る築地松(ついじまつ)と倉のある農家です。周辺光量の低下が青や緑の発色を良くしています。前回の写真よろしく、こういう空と緑の混じったハイ・コントラストな写真は良い色がのります。

一畑電鉄の踏み切りです。正面奥に大津駅がありますが、望遠レンズではないのでちょっとファインダー越しでは分かりません。

高架下の落書きです。もっと寄った方が良かったです。

田んぼ脇の水路に隣接する道路です。写真、中央奥に大津小学校があります(直接は見えないかも知れませんが)。

大津にある旧9号線下のトンネルです。自動車1台がやっとで通れる通路で、まあ、地元の人しか通らない道です。

大津にある鋳型?工場か何かです。昔、北九州に行った時に、町中が鉄錆び色だったのに驚いた事がありました。ちょっと写真では日陰になって色が分かりませんが、錆びて赤茶色に染まった鋳型が屋外に並べてありました。その鉄錆び色を空の色と対比させようとしましたが、ちょっと夕暮れ時だったものですから、案外、光量が少なくて、日陰部分が見えなくなってしまいました。残念。


- 2011/09/02 (Fri) 23:07
- MamiyaC330ProS
MamiyaC330ProSはいわゆる二眼レフカメラなのですが、ローライフレックスとそれに類する二眼レフカメラが「お散歩カメラ」にちょうど好いのに対して、どちらかというとスタジオカメラを彷彿とさせるくらい持って歩くのが大変です。
知らない人からすれば、「MamiyaC330のような中判カメラよりも、4×5のような大判カメラの方が重いでしょう?」と思われるかも知れませんが、実は、大判カメラは見た目の大きさよりも案外軽く、しかも多くが、本体を折りたたんで小さくできるので、案外、持ち運びは楽なのです。
ところが、MamiyaC330ProSは、ローライフレックスに比べるとサイズで一回り大きく、重さでいえば2倍から下手すると3倍ちかく重いのではないかと感じるくらいです。
まあ、このドッシリ感が撮影の時の手ブレを押さえてくれるのだというメリットもあるかも知れませんが、気軽に持ち出して撮影するには、大きく重いのです。
でも、いざ、これを使って撮影してみると分かりますが、35mmカメラでは撮影できないような発色の写真が撮影できることがわかります。
最初に、ほぼ同一条件で撮影した幾つかの写真を紹介します。
まずは、Olympus Pen S(ハーフカメラ)

Olympus Ped D(ハーフカメラ)

変則的ですが、Vivitar Ultra&WideSlim(35mm)

Rollei35S

Panasonic DMC−GF1(20mm単焦点・パンケーキレンズ)

MamiyaC330ProS

素人目に見ても、発色の違いが良く分かります。グラデーションの豊富さと、明部から暗部にかけての色の再現性が驚くほどに色調豊かです。同じ葉っぱの緑、同じ空の青と言っても、これほどまでに色が違うのかと教えられます。
おそらく、見た感じでは、Panasonic DMC−GF1が、一番、実際の色に近く、Rollei35Sは実際よりも少し発色が濃い感じですが、たしか絞り解放で撮影していたと思いますので、もっと絞りを絞り込んでやればもっと色調が豊かになるかと思います。(少し、ホワイトオーバーの感じがしますので。ただし、デジカメのようにその場で確認できないので、フイルムを1本まるまる潰す感じでやらないとだめかも知れません。)
そして、おどろくのは、やはり実に35mmフィルムの8倍くらいの面積に像を焼き付けるためか、同じ、印画紙にプリントしたものを同じ設定でスキャンした画像ですが、全体的なシャープさ(コントラスト)の点で、プレビュー画面を見るだけでもその違いが分かります。
まさにレンズとフィルムの性能だけで、カメラの腕前を一段も二段も引き上げてくれるような、そんな感じです。
また、逆光における撮影ですが、ちょっと他のカメラであまりやらなかったので、Vivitarのものしかありませんが、こちらも結構いいかんじに写っています。
Vivitar Ultra&WideSlim

これはこれでVivitarのプラスチックレンズの味が出てはいるのですが、いかんせんフレアが多すぎて何が写っているのかがはっきりしない写真となりました。
MamiyaC330ProS

まったくの同一条件ではありません。構図も違いますが、画面に太陽が入った状態で(レンズ越しに太陽を直視しますのでピント合わせが大変ですけど)撮影したものです。
逆光に画面全体が白トビすることなく、日陰の部分もしっかりと写っていますし、太陽の手前にある花びらなんかの色や輪郭もしっかりと出ています。「さすが!」というほかありません。
あと、当日、MamiyaC330ProSで撮影した写真をいくつか載せます。
近距離、近接撮影

日陰にある蜘蛛とくもの巣を撮影しました。

二眼レフが得意な、ローアングルの接写です。木の表面をつたい歩く蟻を撮影しましたが、ちょっと解像度の関係でほとんどわからなくなりました。

同様に、ローアングルで花を撮影しました。手前から奥にかけてのボケの変化の具合が良いです。

これも、手前から奥へかけてのボケ具合が自然で良いです。

逆光撮影、木の葉の間越しに太陽を撮影したものです。

順光撮影

カラーフィルターをかけたのではないかというくらいに青、緑の発色が良いです。
まるで、空気の透明を撮影するような、そんな感じのカメラです。